Canon EOS R5 で8k RAWで撮影した動画ファイル(拡張子CRM)をLinghtroomで編集したいのでDNGファイルに変換したい。しかし,自分の知る限り現在では直接変換できるコンバータは存在しない?
EOS R5 -> NINJA V+レコーダで録画したProres RAWからcDNGにコンバートできる(MAC)ようだがLightroomではcDNGではファイルを読み込めなかった。Davinci
Resolveではレーティングは可能ですが,手間がかかってもLinghtroomで処理したい。
かなりの手間ですが,CRM → TIFF → DNG とすることで変換できたので手順をメモとして残すことにしました。これでこだわりの動画作成が可能になります。
メモリーをかなり必要とするので大容量のHDDなどを用意しておいたほうが良いですが,一時的に処理用としてSSDなどを使うのもありかな?
使用するソフトウェア:
手順[CRM → TIFF]:
- Digital Photo Professional 4 を起動する。
- 環境設定[基本設定]出力解像度の初期値を設定しておく。
- 環境設定[画像処理1]全て「初期値を設定にする」を選択。
- 環境設定[カラーマネジメント]PC環境によって設定。
- Digital Photo Professional 4 を再起動する。
- とりあえず全てを出力するため,「IN点、OUT点の範囲を保存」を選択し[OK]。
(フレーム数を指定したい場合は[ツール]->[RAW動画ツールを起動]で設定。)
- 「出力先フォルダ:」を指定,「出力設定:ファイルの種類:TIFF16bit」などを設定,[実行]。
変換にはかなりの時間がかかります。
手順[TIFF→ DNG]:
- Lightroomを開き,上記で作成したTIFFファイルを読込み全てを選択。
- [File]-> [プリセットで書き出し] -> [DNGに書き出し]
保存先のフォルダーを選択し,[フォルダーの選択]をクリックするとDNGファイルが作成される。
このDNGファイルを読み込んで現像して,Davinci Resolveで動画にしたものが以下になります。
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