Linuxサーバ奮戦記 ---認証設定編(Apache2)--- 4Mar2004
>>TOP 認証設定 HTTPサーバで特定のフォルダ以下にに認証制限を設けたいときに設定を行います。この設定によりアクセスできる人が制限されるので、関係者のみでの情報のやり取りが可能になります。ここでは説明していませんが、SSLを設定しておけばパスワードの暗号化が強固になりより安全となります。 (1).htaccessの作成 テキストエディタ(メモ帳など)で以下のように入力し.htaccessとして保存する。 [Yuyuyu serverとしてパスワードをpwd-testファイルに設定するとします] AuthType Basic AuthName "Yuyuyu server" AuthUserFile /usr/local/apache2/conf/pwd-test require valid-user 制限したいフォルダーに上記で作成した.haccessをFTPなどでASCIIとしてアップロードする。 実際にブラウザを開いてアクセスしてみてこのような認証ウィンドウが表示さればまずはOK。 (2)ユーザ名・パスワードの設定 telnet(またはssh)などでサーバにログインする。 $su <パスワードを入力> #cd /usr/local/apache2/conf #../bin/htpasswd -c pwd-test user1 このあとにパスワードを求められるので入力する(2回聞いてくる)。 これでユーザ名user1、パスワードが設定できたので試してみる。 他にユーザ名・パスワードを追加したいときは以下のように-cを省略すればよい。 #../bin/htpasswd pwd-test user2 |