variant_idiv

(PHP 5)

variant_idiv --  variants を整数に変換し、除算の結果を返す

説明

mixed variant_idiv ( mixed left, mixed right )

left および right を 整数値に変換し、以下の規則に基づいて整数の除算を行います。

表 1. Variant の整数除算規則

もし~ならこのようにします
両者ともに文字列型・日付型・文字・論理型除算結果を integer 型で返す
一方が文字列型で、もう一方が文字除算
一方が数値で、もう一方が文字列除算
両者ともに数値除算
どちらか一方が NULLNULL が返される
両者ともに空の値com_exception コード DISP_E_DIVBYZERO がスローされる

variant_div() も参照ください。

注意: variant に関するすべての計算関数では、関数のパラメータとして PHP の ネイティブ型 (整数、文字列、浮動小数点数、論理型あるいは NULL) か COM・VARIANT・DOTNET クラスのインスタンスを指定可能です。 PHP のネイティブ型は、VARIANT クラスの コンストラクタと同様の規則を使用して variant に変換されます。 COM および DOTNET オブジェクトは、デフォルトのプロパティの値を variant 値として使用します。

variant の計算関数は、COM ライブラリの同名の関数のラッパーです。 これらの関数についての詳細な情報は MSDN ライブラリを参照ください。 一部の関数は、PHP での関数名が少し異なります。例えば PHP での variant_add() に対応する関数は、MSDN ドキュメントでは VarAdd() となります。