ここでは、ソケット越しに動作するラッパー
   すなわち tcp、http
   あるいは ftp でサポートされるオプションを扱います。
  
   PHP 5.1.0 以降、ひとつのオプション bindto のみが
   サポートされます。これは PHP がネットワークにアクセスする際の IP アドレス
   (IPv4 あるいは IPv6 のどちらか)やポート番号を指定する際に使用されます。
   その書式は ip:port(IP やポート番号に
   0 を指定すると、それをシステムに自動的に設定させる
   ことができます)です。
  
注意: 
    FTP の通常の操作では 2 つのソケット接続を使用するので、
    bindto オプションでポート番号を指定することができません。
    そのため、FTP ラッパーでサポートされる唯一の書式は
    ip:0 となります。
   
例 M-1. bindto オプションの使用例 
<?php // IP アドレス '192.168.0.100' でインターネットに接続する $opts = array('socket' =>             array('bindto' => '192.168.0.100:0'));
 
  // IP アドレス '192.168.0.100' とポート番号 '7000' でインターネットに接続する $opts = array('socket' =>             array('bindto' => '192.168.0.100:7000'));
 
  // ポート番号 '7000' でインターネットに接続する $opts = array('socket' =>             array('bindto' => '0:7000'));
 
  // コンテキストを作成し… $context = stream_context_create($opts);
  // …そしてデータを取得するためにそれを使用する echo file_get_contents('http://www.example.com', false, $context);
  ?>
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