43.3. pg_am

pg_amカタログにはインデックスアクセスメソッドの情報が格納されています。システムがサポートするそれぞれのインデックスアクセスメソッドに対し1つの行が存在します。 このカタログの中身は第49章で詳しく述べられています。

表 43-3. pg_amの列

名前参照先説明
amnamename アクセスメソッド名
amstrategiesint2 このアクセスメソッド用の演算子戦略数
amsupportint2 このアクセスメソッド用のサポートルーチンの数
amorderstrategyint2 インデックスがソート順を提供しない場合はゼロ、その他の場合はソート順を記述する戦略演算子の戦略数字
amcanuniquebool アクセスメソッドが一意インデックスをサポートするかどうか?
amcanmulticolbool アクセスメソッドが複数列インデックスをサポートするかどうか?
amoptionalkeybool アクセスメソッドが最初のインデックス列に対して制約無しのスキャンをサポートするかどうか?
amindexnullsbool アクセスメソッドがインデックスエントリにNULLを許すかどうか?
amstoragebool インデックス格納データの型を列のデータ型から変更できるか?
amclusterablebool この型のインデックスはクラスタ可能か?
aminsertregprocpg_proc.oid"このタプル挿入"関数
ambeginscanregprocpg_proc.oid"新規スキャン開始"関数
amgettupleregprocpg_proc.oid"次に有効なタプル"関数
amgetmultiregprocpg_proc.oid"複数タプルのフェッチ"関数
amrescanregprocpg_proc.oid"このスキャン再開始"関数
amendscanregprocpg_proc.oid"このスキャン終了"関数
ammarkposregprocpg_proc.oid"現在のスキャン位置記録"関数
amrestrposregprocpg_proc.oid"記録したスキャン位置復元"関数
ambuildregprocpg_proc.oid"新規インデックスビルド"関数
ambulkdeleteregprocpg_proc.oidバルク削除関数
amvacuumcleanupregprocpg_proc.oidVACUUM後クリーンアップ関数
amcostestimateregprocpg_proc.oidインデックススキャンのコスト推測関数
amoptionsregprocpg_proc.oidインデックスのreloptionsを解析、検証するための関数