role_usage_grantsビューは、現在有効なロールに対し、または、現在有効なロールによって、各種オブジェクト上に与えられたUSAGE権限を識別することを意図するものです。 PostgreSQLでは、これは今のところ、ドメインに対してのみ適用されます。 そして、PostgreSQLでは、ドメインは実際の権限を持っていませんので、このビューは空です。 詳細な情報はusage_privilegesの中にあります。 将来は、このビューにはもっと有用な情報が含まれることになります。
表 32-25. role_usage_grantsの列
名前 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
grantor | sql_identifier | 将来は、権限を与えたロールの名前になります。 |
grantee | sql_identifier | 将来は、権限が与えられたロールの名前になります。 |
object_catalog | sql_identifier | オブジェクトを持つデータベースの名前です(常に現在のデータベースです)。 |
object_schema | sql_identifier | オブジェクトを持つスキーマの名前です。 |
object_name | sql_identifier | オブジェクトの名前です。 |
object_type | character_data | 将来は、オブジェクトの型になります。 |
privilege_type | character_data | 常にUSAGEです。 |
is_grantable | character_data | 権限が付与可能であればYESです。さもなくばNOです。 |