本書ではテキストのある部分を特色付けるために次のような印字上の規約を使用します。 新規の語彙、外来の語法、そしてその他の重要なセンテンスはitalicsで強調されます。 特にコマンド、プログラムコード、そして画面出力などの入出力を表現するもの全ては固定幅フォント(例題)のようにします。 このようなセンテンスの中でイタリックでの(事例)はプレースホルダを意味しており、そのプレースホルダの場所に実際の値を挿入することになります。 場合によって、もし前に引用した事例に加えられたり変更されたりしたプログラムコードの一部は、太文字(事例)で強調されます。
以下の規約はコマンドの概要に対して使用されます。 大括弧([および])はオプションである部分を示します (Tcl コマンドについての説明では疑問符(?)をTclのしきたりとして代わりに使います)。 中括弧({および})そして縦線(|)はいずれか1つを選択しなければならないことを意味します。 点々(...)は前にある要素が繰り返されるという意味です。
明確性を強調する場面では、SQLコマンドの前には=>を付け、シェルコマンドの前には$を付けます。 とは言っても通常プロンプトは示しません。
一般的に管理者とは、サーバのインストールと運営の責にあたる人のことです。 ユーザとは、PostgreSQLシステムの一部でも活用したり、もしくはこれから使用する誰もがその対象です。 これらの用語は厳密に解釈されるものではありません。 本書はシステム管理の手順について特定の固定観念を想定していません。