PostgreSQLでは、その関数の引数の数または引数の型が異なっていれば、同じ関数名を異なる関数に使用することが可能です。 しかし、Tclではプロシージャ名の重複は許されません。 PL/Tclでは、プロシージャ名の一部にpg_procシステムテーブルにあるその関数のオブジェクトIDを持たせた内部的なTclプロシージャ名を作成することでこれに対応しています。 したがって、こういった異なる引数の型を持つ同じ名前のPostgreSQL関数は、異なるTclプロシージャになります。 PL/Tclプログラマから見ますと、通常は問題にはなりませんが、デバッグの際に表面に現れます。