リリース日: 2004-10-22
このリリースは7.4.5の各種不具合を修正したものです。
7.4.Xからの移行の場合は ダンプ/リストアは必要ありません。
ディスク上のヒントビットの更新に失敗する可能性を修正
稀な環境下で、この誤りにより"could not access transaction status"という失敗になる可能性がありました。 これはデータ損失の可能性がある不具合です。
ハッシュ外部結合がタプルを喪失しないことを確実にしました。
ハッシュ結合計画を使用する非常に大規模な左結合が、右側のデータ分布のみが与えられた一致しない左側の行を出力する可能性がありました。
rootによるpg_ctlの実行を禁止
潜在するセキュリティ問題から保護します。
make_oidjoins_checkにおける/tmp内の中間ファイルの使用を避けました。
これはセキュリティ問題として報告されたものです。 しかし、開発者以外がこのスクリプトを使用する理由がありませんので、ほとんど気にする必要はありません。
Prevent forced backend shutdown from re-emitting prior command result
稀な場合ですが、実際には強制的なデータベースの停止によってアボートされた最後のコマンドをクライアントが成功したものとみなす可能性がありました。
pg_stat_get_backend_idset
の不具合を修正
システムの統計情報ビューの一部で誤動作する可能性がありました。
Fix small memory leak in postmaster
Fix "expected both swapped tables to have TOAST tables" bug
ALTER TABLE DROP COLUMN後のCLUSTERなどの場合に発生する可能性がありました。
Prevent pg_ctl restart from adding -D multiple times
Fix problem with NULL values in GiST indexes
:: is no longer interpreted as a variable in an ECPG prepare statement