リリース日: 2006-10-16
このリリースは8.1.4からの各種の修正を含んでいます。
8.1.Xを稼働している場合dump/restoreは必要ありません。とは言っても、8.1.2以前のバージョンからの更新をするのであれば、8.1.2のリリースノートを参照してください。
副問い合わせ内を除いてUPDATEコマンドでの集約関数を認めなくしました。
このような集約の振舞は事前予測できないことと、8.1.Xにてクラッシュが起きたため、機能しないようにしました。SQL標準も同じように許可していません。
型指定無しのリテラルをANYARRAYとされた場合のコアダンプを修正しました。
COMMIT、もしくはROLLBACKが実行された時、拡張問い合わせプロトコルに対するログ取得期間のコアダンプを修正しました。
複数行を返すSQL関数を含む問い合わせにおいて、AFTERトリガーの間違った取り扱いを修正しました。
USING句に対するNOT NULLを再検査するALTER TABLE ... TYPEを修正しました。
分離文字列に対するオーバラップマッチを処理するstring_to_array()
を修正しました。
例えば:string_to_array('123xx456xxx789', 'xx')
AM/PM書式のto_timestamp()
を修正しました。
ANALYZEが必要か否かを判定する自動VACUUM計算を修正しました。
psql's \dコマンドに対するパターンマッチにおけるちょっとした部分を修正しました。
/contrib/ltreeの索引破壊バグを修正しました。
ecpgをより強固にするためいくつかの修正をしました。
/contrib/dbmirrorで逆スラッシュエスケープを修正しました。
contrib/dblink および /contrib/tsearch2 に多少の修正を加えました。
ハッシュテーブルとビットマップインデックススキャンに効率的な改良が加えられました。
Win32上での統計情報収集の不安定性を修正しました。
Win32上で適切なユニットを使用するstatement_timeoutを修正しました。
以前のWin32 8.1.X バージョンでは、要素100で遅延が効きませんでした。
MSVC および Borland C++コンパイラを修正しました。
AIX および Intelコンパイラを修正しました。
連続したアーカイブ処理における稀な不具合を修正しました。(Tom)