ActiveScript

このセクションでは、ActiveScript で PHP を使用する場合について説明します。

ActiveScript は Windows 独自の SAPI で、PHP スクリプトが Windows Script Host, ASP/ASP.NET, Windows Script Components や Microsoft Scriptlet control といった ActiveScript 互換ホストで実行可能になります。

PHP 5.0.1 の時点で、ActiveScript サポートは PECL リポジトリに移動されました。 この PECL 拡張モジュール の DLL PHP ダウンロード ページ または http://snaps.php.net/ からダウンロードできます。

注意: まず始めに、マニュアルインストールの手順 をお読みください。

PHP をインストールした後、ActiveScript 用の DLL (php5activescript.dll) をダウンロードし、メイン PHP フォルダ (C:\php 等) へ置いてください。

ファイルを設置できたら、システムに DLL を登録します。 (スタートメニューから)コマンドプロンプトを開き、 PHP のフォルダへ移動し(cd C:\php 等とする)、 regsvr32 php5activescript.dll と打ち込むと DLL を登録できます。

ActiveScript が動作しているかテストするには、test.wsf という名前(拡張子名が重要)で新しいファイルを作成し、 以下のようにタイプしてください。
<job id="test">
 
 <script language="PHPScript">
  $WScript->Echo("Hello World!");
 </script>
 
</job>
保存した後、ファイルをダブルクリックして、ウインドウに 「Hello World!」 と表示されたら、上手く動作しています。

注意: PHP 4では、エンジンは「ActivePHP」と命名されました。 したがって、PHP 4を使用している場合、「PHPScript」を上記の例における 「ActivePHP」に取り替えるべきです。

注意: ActiveScript では、デフォルトの php.ini ファイルは使われません。 代わって、ロードする .exe ファイルと同じフォルダが探されます。 拡張モジュールを読み込みたい場合は、 php-activescript.ini ファイルを作成し、当該フォルダに 設置すると良いでしょう。